ルーブルの積み立てを検討中

 拉致問題が日本国民の望むような形での解決にならないことは、ブログでもTwitterでも書いてきました。あとはどれだけその通りに事が進むのか、見守るだけです。言うべきことは言いました。一平民にやれることはありません。情勢が変わるなら話は別ですが、大筋ではそれも期待できないので、それまでは自分の財産を守るための投資について考えようと思っています。

仮に、2020年11月にトランプ政権が終わり、安倍総理が退陣し、次期政権が安倍政権を踏襲せず、ホシュ言論人へ口封じのバラ撒きをやめた場合は、情勢が変わったと見做し、再考します。

(再考例 :石破政権が誕生し、安倍政権では許された日朝国交正常化推進が批判されるようになり、国交正常化見合わせの情勢が出てくる…など)

 

 長期的な視点でいえば、日本は没落していきます。増税して援助(中国・ロシア・北朝鮮)、領土放棄(尖閣諸島竹島北方領土)、拉致被害者見殺し…。国民の生命・財産・領土を放棄し続けながら国が繁栄するわけがありません。日朝国交正常化は戦後レジームの完成・日本の没落を決定づけるでしょう。

 ゆえに、長期的には円(現金)の価値が低下すると考えています。投資で生活できるほどの種銭を持っていない私ですが、自分の貯金の価値が下がると分かっていて円現金を保有するのは不愉快です。なんとか目減りしない方法はないか?と考えています。

 日本の没落・円現金の下落を想定しているので、対処方法としては円現金以外の形で外貨や金融資産を持たなければなりません。ところが現在はコロナショックによる財政出動・金融緩和により、世界中で現金の価値が低下しているため、何に変換してもリスクです(現金以外の投資対象が高騰。コロナバブル状態)。

 景気不安で株価が下がるはずのところを、現金の価値を下げることによって株価を維持しています。逆に株価が下がるときに上がるはずのリスクヘッジ先のゴールドは暴騰し、過去最高の価格となっています(7/26現在)。

 個人的には、トランプ大統領が落選し、バイデン大統領が誕生することになれば、政策的な転換から株価は下がると考えています。調整も大きいと予想しており、2割調整して1割戻す、ぐらいのこともあり得ると考えています。

 前述の通り、投資を考えようにも乱高下が恐ろしいので、各種商品を触ってはやめ、触ってはやめが続いています(笑) しばらくは気乗りしない相場が続きそうです。

 

 最近なんとなく考えているのが、ロシア・ルーブルの積み立てです。ルーブルは単価比率が円と近いため、見かけ上はあまり変動せず一喜一憂しないですし、金利(スワップポイント)が比較的高く、保有しているだけでチビチビお金も貯まりそうです。

  以前はメキシコ・ペソを積み立てていたのですが、含み益が大きかったときに他商品を触りたくなったので決済しました(コロナショックを素通りできて本当によかった)。

…で、今はペソの積み立てをする気が起きません。米国にぶら下がって発展してきた国が、米国が揺れ動いているのに立ち直る気がしないからです。ロシアもメキシコもコロナ感染者は多いです。両国とも資源国で、今は苦境に立たされています。ただし、ロシアのトップは指導力がありますし、日朝国交正常化という起爆剤があります。

 戦争や軍事衝突、および内戦はリスクオフです。リスクヘッジで円やゴールドが上がり、それ以外の通貨や金融商品は下落します。逆に米朝和解・国交正常化、追従して日朝国交正常化となれば、世界からその地域を見た場合大きくリスクオンです。加えて日本から北朝鮮を中心に周辺国へ溢れるような経済支援が流れます。北朝鮮や周辺国が得をして、日本だけが損をするのです。ここに大きい投資の機会があると考えています。

 この日朝国交正常化という戦後レジームの完成を皮切りに、日本の没落が始まります。つまりは円現金で貯蓄している一般的な日本人の財産価値が減少していくということです。これが始まる前に、なんとか有意義な投資先を可能な限り見つけて、リスクを分散させておきたいですね。

 

 書いていて思い出しました。日朝国交正常化・日本の没落の始まりをピークに、今後は「円がリスクヘッジ先として選択されなくなっていく=不況に強い円が終わる」ということも考えられます。他の国で行われている、なんらかのショック時に現金を他の金融資産に替える、という時代が日本にも来るでしょう。財産をなるべく減らさないためにも、やはり現金(円)貯金一択では不安があります。

 

 米国大統領選挙まであと3ヶ月。それが終われば習近平国賓待遇の進展です。その頃には中国関連株にシフトしていこうかなと考えています。