北朝鮮の元工作員が来日して会見②

ご存知の通り北朝鮮5人の拉致被害者を返し、残りは「死亡した」とした。私は、死んでいないと考える。北朝鮮が戻せないから、戻さないという意味で「死亡通知書」を送ったのだ。返せない理由は、彼らを工作員として利用しているからだ。北朝鮮は日本人も韓国人も拉致したが、もっとも根本的な目的はスパイとして利用するためだ。
実際にスパイとして活動している日本人もいる。
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そして工作員として活用できない拉致日本人は、日本に派遣する工作員に日本語を教える教師をしている。
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工作員の名前や顔を知っているから、日本に返したら莫大な国家機密が露出することを恐れて返せないのだ。今後も日本政府がどれだけ努力してもスパイを返すことはないというのが私の考えだ。
 
 拉致被害者北朝鮮の手中にあり、北朝鮮に帰す気が無ければ解決はしません。そして上記の通り、北朝鮮拉致被害者を帰したくない理由が明確にある。であれば、取り戻す方法として、
(北朝鮮に対して)
北朝鮮拉致被害者と交換しても良いと思えるメリットを提示する
北朝鮮拉致被害者を帰したくなるようなデメリットを圧力として加える
北朝鮮拉致被害者を帰したくなるように、メリットの約束を撤回する
 


 上記を日本政府に行動してもらう。
 そして日本政府に対してもやるべきことというか、念頭にいれておくべきことがあります。
(日本政府に対して)
・日本政府に拉致被害者を帰せ、といっても拉致被害者は帰ってこない
・日本政府に取り戻してください、とお願いしても拉致被害者は帰ってこない
・前述を踏まえて北朝鮮に対して行うべきことを日本政府としてやってもらう
 
 日本政府が拉致被害者を手中にしているわけではないので、取り戻す手段に手を抜いているわけでもない限り、日本政府に帰せといっても帰ってきません。
 日本政府に取り戻してください、といってもどうやったら取り戻せるのか具体案を示さなければOKNGも出せません。叩き台でもいいから具体案が必要です。
 北朝鮮に対して行うべきことを日本政府に提案し、やってもらえないと分かってから初めて政府を糾弾すべきなのです。日本政府のやるべきこととして、日朝平壌宣言の破棄、朝鮮総連の解体・拉致の証拠把握、拉致実行犯の逮捕、朝鮮学校への補助金停止などたくさんあります。そして何ひとつ行われていません。それでは大きな声で言いましょう。
 
日本政府の不作為!
日本政府は拉致被害者を帰せ!